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部室へ入ると、そこにはリ修人の姿もあった。


青ざめた顔でうつむいている。


「ちょっと、なにがあったの?」


そう言いながら修人に近づくと、机の陰に隠れていた和人の姿が見えた。


しゃがみ込んだ和人の隣には、明日香がいる。


明日香は目を閉じて眠っているように見えた。


なによ、まだのんびり寝てたの?


さっさと起きれば?


そんな嫌味を言おうとして一歩近づいた瞬間……明日香の顔に血の気がないことに気が付いた。


唇まで白い。


「死んでるんだ」


和人が震える声でそう言った。


「え?」


あたしは聞き返し、同時に和人の隣に膝をついて座った。