☆☆☆
部室へ入ると、そこにはリ修人の姿もあった。
青ざめた顔でうつむいている。
「ちょっと、なにがあったの?」
そう言いながら修人に近づくと、机の陰に隠れていた和人の姿が見えた。
しゃがみ込んだ和人の隣には、明日香がいる。
明日香は目を閉じて眠っているように見えた。
なによ、まだのんびり寝てたの?
さっさと起きれば?
そんな嫌味を言おうとして一歩近づいた瞬間……明日香の顔に血の気がないことに気が付いた。
唇まで白い。
「死んでるんだ」
和人が震える声でそう言った。
「え?」
あたしは聞き返し、同時に和人の隣に膝をついて座った。
部室へ入ると、そこにはリ修人の姿もあった。
青ざめた顔でうつむいている。
「ちょっと、なにがあったの?」
そう言いながら修人に近づくと、机の陰に隠れていた和人の姿が見えた。
しゃがみ込んだ和人の隣には、明日香がいる。
明日香は目を閉じて眠っているように見えた。
なによ、まだのんびり寝てたの?
さっさと起きれば?
そんな嫌味を言おうとして一歩近づいた瞬間……明日香の顔に血の気がないことに気が付いた。
唇まで白い。
「死んでるんだ」
和人が震える声でそう言った。
「え?」
あたしは聞き返し、同時に和人の隣に膝をついて座った。