側近は、外の馬車の中に待機させている。

伯爵「私の娘は、アルト王子の支えになるかは分かりませんが、どうかお願いします。」

アルト「私の方こそ、頼りないかもしれませんが、共に支え合いたいと思っています。」

伯爵「ありがとうございます。
せっかく来ていただきましたに申し訳ありません。
娘は、執務室に1度入ると誰の声も耳に入らないようで…」

アルト「どうか、お気になさらずに。
私も同じですから。
お気持ちお察しします。」