「あら、私はてっきりずっと前に言っていて、それでリリーは毎日頑張っているのかと...」

「それはありますけれど!両親が何者なのかも、本当に生きているのかもわからなかった。」

寂しかったから...

なんて恥ずかしくて言えない。

「でも!もうすぐ会えると思うと...私修行してきます。」


「ウフフ、ごめんなさいね。でも私も貴方達3人が再開するのを見るのはワクワクするわ♪」

「でもどうして?会える時は..あったんじゃないのかしら....」

「どうしても仕事から離れられないの。リリーが生まれた年は、魔法界史上最悪の出来事があったのよ。それはもう、恐ろしい恐怖を感じたわ。魔人が現れ、魔法界は絶望も仕掛けた。それを阻止したのが、イアスとマリアなの。」

パパとママがそんなにすごい人だったなんて。


「学園を守るために両親はリリーとは会えないけれど、国と生徒を守るためにその道を選んだのよ。小中等科に入れなかったのは、あまりにもまだ危険があったから。その時代は荒れていたわ。それは何もかも。」

「おば様、魔人はまだ生きているの?」

「、、、えぇ。きっと今もどこかで。復活をしようとしていると思うわ。」

「誰もが恐れる魔人がいるのなら、私は誰もが誇るような魔神になるわ。必ず、パパとママを超えるような。」