おいおい!

自分が言い出した事だが、考えなさに焦りを感じる。

「お前って、先生になりたくて幼稚園に勤めたんだよなぁ?」

「う~ん、どうだろう??」

「はぁ~っ??」

普通、教師とは望んでなるよなぁ??

「うちは……………」話し始めたところで地上に着いてしまった。

手を引いて降り

落ち着いて話が出来そうな所を探す。

「こっち。」

連れて来たのはゴーカート。

「ええっ!?
これ??」

周りは全て子供達。

「これならドライブ気分でゆっくり話せる。」

「そうだけど………。」

初めての遊園地だから

ジェットコースターやウォータースライダーを期待していたようだ。

「話が終われば、夜までつき合ってやる。」

俺の言葉に安心したみたいで、素直に乗り込む。