「わたし・・・学校行きたい。この先生きられるかどうかもわからない。ドナーが見つかっても適合するかもわからない。だから今を楽しくいきたいんだ。」

「結愛・・・それが危険なことだってわかってる?」

お母さん・・・親不孝でごめん・・・

「わかってるよ。でも今の幸せ・・・手放すのは嫌なの・・・」

「結愛・・・」

「ごめんね。でも決めたから。」

「じゃぁ、保健室の先生には私から言っておこう。」

「お父さん・・・」

「結愛、無理しないのよ!」

「お姉ちゃん・・・」