陽翔君には聞こえていなかったみたいで

「結愛~おいてくぞ」

「待って!」

私も陽翔君と向き合おうと思った。

付き合うとかはまだなんとも・・・だけどそれでもちゃんと向かい合うって決めた。

病院帰りがこんなにすっきりして楽しいことはなかったな・・・

「陽翔!ありがとう!」

家に着きそう言った。

「やっとくんを外したか。じゃぁな」