そう言って部屋をでた。

怖かった。

それでもお前を支える。

そう言ってもらえたら私はすぐに頷きたくなる。

でもそれは陽翔君を悲しませるだけ・・・

「結愛ちゃん、調子はどうかな?」

「伸先生。なんで私が病気になっちゃうんだろ・・・」

「何かあったのかな?」

「陽翔君のこと好きになっちゃいそうで怖いよ・・・」