翌朝。

「陽翔、起きろ。」

太一の声で目が覚めた。

「太一か・・・はよ」

「お前結愛の部屋で寝るとかばかか(笑)」

「たまにはいいだろ?(笑)結愛は俺の彼女だ」

「それにしても増えたな・・・陽翔から結愛へのプレゼント。」

そう、俺は毎年結愛にプレゼントを贈っている。

今年の誕生日は何にしようか。

毎年そんなこと思いながら迎える結愛の誕生日。