場所を移して先生は話し始めた。

「今から私が言うことは医者として、陽翔の父親として言わせていただきます」

この時私たち家族は覚悟した。

きっと結愛との別れだ。

そう思って。

「はい。」

「今結愛ちゃんの担当医は近藤です。手術をする際私の右腕となり成功へと導いてくれたものです。結愛ちゃんもよく話す医者なので近藤を担当につけていました。」

「はい。挨拶もしてくれていい医者だと評判もいい。

お父さんしらべてるんだ・・・