それからはほんとうに勉強勉強の毎日だった。

太一とは毎日一緒だった。

顔だけはいい俺と太一はほぼ毎日女に声を掛けられる。

俺は決まって

「愛してるやついるから。俺はそいつがいれば十分。」

そういって断った。

太一は

「俺彼女いるから」

そう言った。