「お父さん。結愛はねきっと目を覚ますよ。だから私たちも陽翔君と一緒に待と?」

「結衣・・・陽翔君すまなかった。目が覚めたよ。ありがとう」

「五十嵐先生。ありがとうございました。」

「結愛ちゃんの顔見てあげてください。」

「はい」

俺も顔を見たかったが今は多分家族の時間なんだろうと思ってやめた。

病室の前でしゃがみこんだ。

さっきはあぁ言ったけどほんとは

「結愛・・・お前の笑顔がみてぇよ・・・」

涙が止まらなかった。

なんもしてやれねぇな・・・俺は・・・