俺たちは初めてキスをした。

でもこれからの大変さは俺の想像を超えていた。

結愛の家族が戻ってきて片言でしゃべる結愛の言葉を聞いていた。

「わたし・・・はると・・・と、付き合うよ・・・」

結愛が家族に一生懸命伝えていた。

その姿が愛おしく見えた。

「よかったな・・・お父さんは陽翔君に嫉妬しちゃうな」

「お父さん・・・も・・・だいすき・・・」

「お父さんも結愛のこと大好きだよ」