家に帰ると、彼は居なかった…
その代わりにテーブルの上には置き手紙があった。
“冬華。
ごめん。言い過ぎた。俺、頭を冷やすために署で寝るから。また明日。
蓮也”
と書かれていた。

明日は、警護の日だった…

次の日になり、私はソファーの上で寝ていたことに気付いた。頭が痛かった。完全なる風邪だ。
私はこんな体に鞭を打って仕事に出かけた。