一通り食べ終えた後、彼は立ち上がった。
「ん?何?どうしたの?」と私は言った。
「朝日。俺と結婚してくれませんか?」と彼は言った。
私の頭の中には、結婚と言う言葉がグルグルと回っていた。
出された、指輪。
私は、「はい…」といつのまにか言っていた。
初めて告白された時と同じで、拍手が起こる。
そんな、今日は彼の誕生日だった。彼は、私と彼の誕生日にサプライズをくれた人になった。

彼は、私の手を取り指輪をはめて、微笑んだ。
「これから、よろしくね。」と…