菜乃と付き合っているのなんて知れ渡っていることだし、もう告白してこようとする奴なんていないだろうって…思ってた。


…完全に油断してた。


ついに菜乃に届いてしまったラブレター。


最悪、最悪。本当に最悪。


あぁ…、頭がおかしくなりそう。


いや、すでに可笑しくなっているのかも。


だから、菜乃を誰もいない教室へと押し込んだ。