体中の神経が菜乃に集中して可笑しくなりそうだ。 菜乃の弱いところを攻め立てて逃げ場を奪ってしまう。 「ふ、っぅ…、は、るっ…」 「ごめん、菜乃…。余裕ないから優しくできない」 触れるところが乱暴になっているのが分かっていても、菜乃が受け入れてくれるって分かっているからだろうか…。 欲深くも求める。ただただ、この気持ちが菜乃にだけ伝わればいいと思いながらも。