先輩と別れた後、ハルに手を引かれて着いたのはハルの家。


着いてからしばらくたってもお互い何も話さない。


その間も懐かしい匂いが私の鼻を刺激する。


やっぱり、この匂いが好きだな…。


久しぶりに来たハルの家は何も変わってなかった。


あの時のままで、胸がキューって締め付けられた。


チラッとハルを見るとさっきのハルが嘘のように、いつも通りのハルに戻ってた。


いつも通りの何を考えているか分からないハル。