「菜乃ちゃんは、あの後輩君を忘れようとしてる?」 「……」 「忘れるために俺のことを好きになろうとしてる?」 ズバズバと当ててくる先輩。 「だから、今日のデートにきてくれたの?」 すべてが当たってる。 先輩はあった時からそういう人だった。 適当かと思えば急に真面目な顔したり、積極的になったり。 許してもいないのにキスしたり手をつないだり。 気づいたら先輩はすぐ近くに居た。