季節は変わり冬になっていた。

「寒すぎる・・・」

今日は少し暖かくなるって天気予報で言ってたからマフラー置いてきたのに・・・

クシュンッ

「色気ねぇな。」

「もう!そんなこと言わないでよ!寒いんだもん!」

「はぁ、ほらよ」

そう言って翔はマフラーを外し私に着けてくれた。

「え、翔寒いでしょ?いいよ」

というも

「ばかか。彼女が隣でさむがってんのに俺だけマフラー付けてられっかよ。俺は大丈夫だからつけとけ」