翔の言葉一つ一つが心を温かくしてく。
「あすかが悲しまないようにしたいんだ。でも泣きたいときもあるだろうからそんな時は俺が傍にいて抱きしめてやりたい。わかった?」
私は涙が止まらずただただ頷いた。
「しょう・・・ありがと・・・」
「ん。よろしい。さ、食べるぞ。デザートいっぱい食べるんだろ?」
頭をポンポンしながらそう言われた。
「うん!翔、勝負しよ!どっちがたくさん食べれるか!」
「俺はチーズケーキかフルーツタルトしか食べねぇぞ」
「翔はその二つが好きなの?」
「あぁ、あすかは全部好きそうだな」

