「出来たー!」


「こっちも出来たわよ〜」


レンとリンが嬉しそうに言う。


「じゃあ行くか。」


「はーい!」


ロンの言葉でピクニックが開始された。


「ねぇお父さんこの葉っぱ何?」


「これは食べすぎると腹を壊すからあまり食べるなよ。」


「えっそうなの?!

わかった!一口にする!

……

美味しい〜…

じゃあお父さんこれはー?」


レンは見新しいものを見るとロンに聞いていて、


「…風が気持ちいい。」


ファミリアは森の気持ちよさを感じていて、


「リン、もうちょっと持ち上げてくれ。」


「こうかしら…。」


「お、とれた。

もういいよリン、ありがとう。」


シンとリンは食べられる野菜を取っていて、

皆それぞれ目的地までの散歩を楽しんでいた。

しばらくすると、広い原っぱに出た。


「さぁ着いた。ここだ。」


ロンの言葉で皆一斉にご飯の準備をし始める。

ワイワイ話しながら準備し終わると、

各々食べたいものを食べ始めた。


「これ僕の作ったやつだよ!兄ちゃん食べてみて!」


「…うん、美味しい!」


レンはそれを聞くと満足そうに笑い、

次はロンに食べさせ感想を求めていた。

そして皆次々と食べていき、

用意した食べ物は全部なくなった。