涙のち、銃声



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「・・・・ただいま・・・・。」


お母ちゃんの一周忌が終わって間もなくのある日、

家に帰ると誰もいなかった。


お父ちゃんも、ゴローちゃんも、
タク坊も、従業員のみんな誰一人。


機械の音は静止し、まるでこの世界に私一人が取り残されたような感覚が包んだ。