私と副会長の菊池君は式典の来賓への手紙や記念品の用意など生徒会に任されたことを行う中、
一夏と1年生には文化祭の会計や各団体の企画の検閲など、他校では実行委員会が行うことの多い仕事までも生徒会が担っている。

生徒会と生徒の仲立ちが主な仕事である実行委員会は生徒会の下部組織とも言えるのが実情。



生徒会は全体的に仕事が多くて権力というのもある。

その分、責任やプレッシャーもかかるし、何より生徒全体とのコンタクトが大事になって人望も必要になっている。



有望な人材を作るという白川学院の方針でこの高校も生徒会でその人材を作っている。



生徒会役員として優秀な功績を残した先輩たちはみな、白川学院大学に推薦生として進むんだ。

もちろん、その推薦を目当てに役員になる人もいたみたいだが、そういう人に限って推薦はもらえず今ではもうそんな人はいないようだ。