だいすきだったきみへ。

「あ、手繋いどる」

側にいた先生がわたしたちの手を見て、

ぽろっと言ったんだ。

その拍子に恥ずかしくなって、

2人ともばっって手を離したんだっけ。

きみは誰とでも仲良くて、

じゃれ合うとこも見てきた。

手を繋いでるとこも。

わたしだけじゃないってわかってても、

たったひとこと言われるだけで、

舞い上がってたなんて、

きみには知られたくないや。