だいすきだったきみへ。

ちょうど整備してるときに、

帰るタイミングと重なった。

わたしはグラウンドを突き抜けて帰るから、

整備中のそばを通るのは当たり前で。

だけど通るそばにきみがいるかは、

ひとつの賭けで。

「あ」

思わず出してしまった声。

案の定親友ちゃんに気付かれるわけで。

通るそばにきみがいた。

親友ちゃんふたりに引っ張られて、

もちろんきみも気付いてて。