だいすきだったきみへ。

だけど、

手を振ってくれたことが嬉しくて、

素直に振り返した。

あとから考えれば、

後ろに誰かいたのかもしれない、

わたしじゃなかったのかもしれない、

なんていろいろ考えたけど、

あそこには確かに6年生は、

わたししかいなかった。

やっぱりいまでも思うのはね、

気まずいときとか、

緊張してたときとかかな。

すぐ下を向くことに、

すぐ真顔になることに、

気付いてるのかな。

たぶん人間ってそんなのなんだろうけど、

きみをすきでいられたときも、

不完全燃焼ないまも、

それだけはやっぱり寂しいんだ。