”雪花” そう呼ばれて目を覚ます。 あれ、私寝てた? 起きあがり、声が聞こえた方を見ると本郷先生が立っていた。 ”雪花は優姫の代わりだったから好きじゃなかったんだ。 ごめんな。さようなら” 冷たい目をしてそう言って、先生は背中を向けてどんどん離れていく。 ちょっと待って! 私は先生が好きなの。 もう優姫さんの代わりでも良い。 だからお願い、捨てないでーーーー