「何でも思い通りになれると思ってるなら、大間違いだよ!」
「でもそう言う俺が好きなんだろ?」
洸太はいつも自信満々。
「好きよ!それが何?」
アタシは恥ずかしくて、洸太の家を飛び出した。
ほんとにムカつく。
前みたいに優しくてアタシに寄り添ってくれる洸太はどこに行ったの…?
人ってこんなに変わるもの?
アタシもだけど…
いやぁ、あの洸太があんなに変わるなんて…
ん?洸太は誰かの寂しさを埋めてあげるのが役割で、それを果たしたら終わり?
アタシが前に進む事が出来たら、他の女に移り変わって同じ事をするとか…?
前からずっと思ったんだけど、何か妙に手慣れた感じだったし。
