「恋愛はなぞだよ、サラバン」

とあたしはいった。

「どういうこと?」とパメラ・・・

ここは料理屋だ。

いわゆるビュッフェとかその辺。

惑星ソルムノヴィエ。
店内に流れるクラシック音楽だ。ピアノ曲。

「恋愛は謎だと思う。
サラバン、つまり、あたしの恋人が何を隠しているのかさえも」

「それを言うなら宇宙も人生も」とパメラ・・・