執事「左様でございましたか。それではおやすみなさいませ」 次の日の夜。 窓ガラスを叩く音でバルコニーに出る。 セレム「よ!」 「セレムさん」 セレム「一緒に出て行く気ないのか?」 「はい、変わりません」 セレム「じゃあ、俺毎日来るから」 「でも、見つかったら大変です。これ以上は私と関わらないで下さい」