「希衣早く目を覚ませ」

そう聞こえ私は目を開けた。

目の前には心配そうに見つめる隼人先輩。

「は、はやとせんぱい?」

「希衣?!ちょっと待ってろ、親父さん呼んでくっから」

そう言って先輩は走り出した。

私何かあったのかな・・・

記憶の一部が欠けて先輩と屋上で話して

あ・・・また倒れたんだ。

先輩・・・会いたいよ、話したい。