「私ね、高校受験の時隼人先輩に出会ったんだ。試験の合間に中学のバスケメンバーに呼ばれたの。その時ね「希衣のせいで私たち試合出れなくなった」って言われた。」

お父さんはびっくりしている。

「その時私何も言えなくて・・・ほんとは押された。あの時。でもそんなこと言えなかった。だから黙ってたけどみんな私の運動能力ならって思ってくれて事故じゃないからって活動休止になった・・・そのことが納得できなかったみたい。」

やばい・・・わたしが泣いちゃう・・・

「みんなね・・・私のこと恨んでるんだ・・・でも私何か言わなきゃって思ってしゃべろうとした。その時ね隼人先輩がきたんだ・・・」

昔のことならよく覚えてる・・・