好きです。先輩

「同様にそんな時は玉木先輩か俺が相手をディフェンスする。決まった手口でしか戦わなくなる。誰を使ってくるのか、だれで攻めてくるのかそれがわからない補欠チームに比べ的が絞りやすい。だから最初希衣は拓也から部長のパスコースに入った。」

さすがだ。わかってたんだ。

「隼人。お前の言う通りだ。お前たちのバスケは決められたことをやるだけ。補欠チームが牧野中心で牧野を一人じゃ無理と判断したとき坂本と新藤がディフェンスに回った。その時点で負けだ。」

「監督、なんで負けだと?牧野で攻めてくるのに。俺と部長がディフェンスに入るのは妥当なんじゃ・・・」

「拓也先輩。私を止めましたか?」

「あ・・・」

先輩気づいてくれた。