リビングに入り

「お邪魔します」

「いらっしゃい、隼人くん」

「君が隼人君かね」

お母さんとお父さんがいた。

「初めまして、鈴木隼人です。父がいつもお世話になっています。」

「君のお父さんとは助け合いが正しいかな。整形外科医の中ではトップクラスだからな。私は脳神経外科だから分野が違いすぎてな。患者のことも含め本当に助けてもらっているよ。」

そうだったんだ。

お父さんと先輩のお父さんってそんなに関係あったんだ。