面子全員に未衣が来る事を伝えると、案の定ものすごく喜んでいて
だけど
「俺たちは帰る間際だけでも未衣さんに挨拶出来れば大丈夫なので、総長は未衣さんを独り占めしてチャージして下さい!!」
なんて気を使ってくれる優しい面子達に俺は感謝をした
仕事で疲れて眠っている未衣を秦さんから受け取り、俺はお姫様抱っこをして起こさないようにそっと総長室に運んだ
面子達も航輝達も未衣を起こさないように、ニヤニヤしてやがったが静かに俺が総長室に入るのを見守ってくれていた
ベッドに沈めても気持ちよさそうに寝ていて、全く起きる素振りはない
香水とは違う、優しくて少し甘い未衣の匂い
相変わらず細い身体を抱き締めて俺も眠りに着いた


