「俺たちコンビニ行ってくるわ」
「え?航輝さっきも行…ふぐっ!」
「はいはい陸もコンビニ行くよ」
もがくりっくんを連行して教室から出て行った3人が
「「「(あんなん見てられるか!)」」」
なんて思っていたのを知る由もない
2人きりになった空き教室
湊の手は依然と動いたまま
「み、なとっ…」
「ん?」
「もうやぁっ…」
恥ずかしいしくすぐったい
涙目で湊の制服を掴んで訴えると、噛みつくようなキスをされた
「あーもうなんでそんなに可愛いの」
「んっ…ふぅ」
学校だというのに、なにも考えられないくらい心も身体もドロドロに溶かす湊に対抗なんて出来なかった


