「ハチ今日は遅いし泊まってけ」
「お言葉に甘えて」
「もう部屋用意してあるからみー、頼んでいいか?」
「いいよ〜」
「明日も学校だから早く寝ろよ。遅くまで付き合わせてごめんな?」
「大丈夫だよ〜。みーくんおやすみ」
「おやすみ、みー」
みーくんはポン、と頭の上に手を置くと先に部屋を出て行った
「はっちゃんの部屋こっち〜」
組員に片付けを任せて、はっちゃんを客室に案内する
「そういえば未衣って高校通ってんだっけ?」
「通ってるよ〜」
「仕事しながら?」
「うん!」
「…大変じゃねえか」
「ちゃんと寝てるし大丈夫だよ」
「あんま無理すんなよ?」
「分かってるよ〜!」
「明日放課後空いてるか?」
「明日はねー、んー」
はっちゃんに、倉庫に行くとはなんとなく言いづらい
何故って、聞いての通り昔からあたしに対して過保護だからである


