「こっちの世界のごたごたに出来るだけ関係ねえ奴を巻き込みたくはねぇ。だからお前らしばらく活動を控えろ」
「…それは俺だって同じ気持ちだが、具体的にどうしろと?」
「今益田剛に雇われた雑魚共はこの地域にゴロゴロいる。とりあえずお前んとこの奴らを余程じゃない限り出歩かせるな。なるべく喧嘩をさせるんじゃねぇぞ」
「分かった。話はそれだけか?」
「もう行っていいぞ」
親父と同じ意見だったお陰で話はすぐに終わったのはいいが、こちらの事情であいつらの行動を制限させるのは少しばかり気が引ける
「なぁ親父」
「なんだ?」
「守りたい物を守れるようになる為に俺はどうしたらいい?」
「そりゃ決まってんだろーーーーー」
「はっ、それしかねぇよな。親父さんきゅ」
親父の言葉を聞いて、今まで面倒くさくて目を背けていた現実と本気で向き合う決心がついた


