雨上がりの恋

「ダメ!行かないで!」

「な、何でだよ。」

頼人の顔がなぜか赤くなった。

「お母さんだから…」

「はぁ?」

「だから!お母さんが来ちゃったの!」

「…は…マジで?どう見ても、見えねぇだろ…」

頼人は信じられないとでも言うように、カメラに映っている母を見てそう呟いた。

「…マジです。」

私たちの会話は外にいる母には聞こえてはいないけど、私が家にいることは確実にバレている。