先生と準備室

また、私は冷たく返す。

だけどそんなこと気にするそぶりも見せず

「俺があるから」

と言って、廊下にポツンと置かれている

私の荷物を持ち

「付いてきて」

と手を引く。

「いや、手を引いてるから付いてくるも
ないでしょ…」

「フフッ、そうだね」

先生は、そう言われてみれば確かに…

なんてブツブツ言いながら、どこかに

向かう。

「あの…」

「なに?」

「荷物……」