次の日

通勤するためにスーツをピシッと決めた

サラリーマンや学生とすれ違いながら

学校に向かう。

はぁ…先生と喋れるかな…

「おはよ」

前から大好きな優しい声が聞こえる。

「っ…!」

顔を上げると大倉先生がいた。

いつも、正門の前に先生立ってないのに…

「おはよ〜」

先生が私の挨拶を求めるようにもう一度言う

「ごめんなさい…」

多分、先生は「おはようございます」って

言葉を期待してるんだろうな、