「…か、わいい……」 「あの子七瀬くんの弟!?美少年すぎるツーショット…」 かくかくからため息が漏れる。 生徒達だけでなく、迎えに来た親御さん達まで彼らを見ている。 七瀬くんはあまり目立つ方ではないのだ。 教室からあまり出ないし騒ぐ方でもないし。 だから七瀬くんの存在はクラスの人以外あまり知られていなかった、のだけれど今この瞬間から七瀬くんは女子の餌食となった。