天然たらしが本気を出す時。



それから頼んだケーキとアイスティーを平らげてカフェを出た。

ちなみに七瀬くんは自分のケーキを私にくれた。

美味しそうだなと見ていたら、あっさりそれを見抜かれ「どうぞ」とお皿ごとくれたのだ。

それを拒まなかった私は随分と図々しい。





そして七瀬くんが電車を降りる直前で

「またこうやって出かけてくれる?」

そう七瀬くんに言われ、即答で「うん!」と答えた自分にびっくりした。




帰り道、一人で歩きながら考えるのはもちろん七瀬くんのことで。




……好き、なのかな。


中学生の頃

あの先輩かっこいいな~
とか
あの男子優しくていい人だな~
とか

そういうことは思ったりしたけど、好きだ!!そんな感情にはなったことがないから、よくわからない。



1つわかるのは、今までに持ったことのない感情があるってことくらい。


うまく表現できないけれど、ぐわんぐわんする。

ベットの上で足をバタバタさせたい感じ。