頼りすぎないでって。
…私そんなに麻里ちゃんに頼ってたかな?
んん。確かに協力してくれると言った麻里ちゃんにありがとうとは言ったけども。
…頼っては……いないと思うんだけど。
ん?
でも自分からではないとはいえ協力をお願いした時点で頼ってはいるのか。
堀北の発言にどう答えていいのかわからず、私たちの間に沈黙が流れる。
暫くの静寂のあと
「なんかごめんな。それじゃっ」
堀北は気まづそうに走って行ってしまった。
これは、私はどうすればいいんだ…。
堀北がわざわざ私にこんな話をしてきたということは、つまり私から麻里ちゃんに七瀬くんとはあまり話さないで~的なことを言ってほしいからだよね?
…言うか。
堀北に嫌な思いをさせてまで、麻里ちゃんに頑張ってもらうことでもないしね。
と思い、さっそくお昼休みに麻里ちゃんに堀北に悪いし、私の恋のことは大丈夫だよ、一人で頑張るよ、的なことを言ったわけだ。

