私は『1-21-16-25-20-42-10』です。

「…俺といると雪まで不幸になる。」

「……。」

「どうせ俺もうすぐ死ぬんですよ。」

この言葉にお兄さんは息を呑んだ。

「それなのに一緒にいると思い出作っちゃって。その思い出で雪を苦しめたくないんです。」

お兄さんは不愉快な顔をした。

「…あのさぁ」

「…?」

「不幸かどうかは君が決めるんじゃないよ。雪が決めるんだよ。」

「…」

「君が本当に雪に幸せになって欲しいって思うなら、君が選択を間違っちゃいけないんだよ。君はその選択をして今日ここに来たんでしょ?」

「…」

そうだ。

そうだったよ。

自分の気持ちだけでここに来たわけじゃない。

悲しそうな君の顔を見てまた笑ってほしい、笑顔を見たい。

そう思った。

神頼みなんておかしいよ…。

自分で絶対に幸せにしてやるって言ったんだ。