私は『1-21-16-25-20-42-10』です。

「どうも」

そうニコッと優しく微笑むイケメンの人がいた。

雪のお兄さんだとすぐにわかった。

なんたって、その黒目がちな瞳と鼻筋のよく通った小ぶりな鼻。

それはどれも雪に似ていたからだ。

「君、雪のボーイフレンド?」

「…なれなかった人です」

「なれなかった???」

「…俺は、はぁー。」

大きなため息がこぼれてしまった。

「なんかさぁわかんないけど。手っ取り早いのは気持ちを伝えることだね。言葉にしなきゃ伝わんないから」

そんなのわかってる…。

「…わかってます。」

「じゃあ、なんでしないの?」