ゲーセンに着くと、二人でやりなれたゲームをやる。 格闘系にシューティング系。 「くそっ!!」 「俺の勝ち!!」 俺はそう言って、陽の方を向いた。 「陵介強すぎ…多少は手加減しろよ!!」 「ははっ。」 俺は笑って返す。 店内の時計を見ると9時を指していた。 窓の外から見える外はすっかり暗くなっている。