バスケサークルではゴールデンウィークに毎年恒例でバーベキューをやる




今回は僕もバーベキューの買い出しを手伝ったし




頑張った先輩ということで




鼻高々バーベキューを満喫しようと思っていた




そしていつも通り翔平が仕切って




バスケサークルのバーベキューが始まった










体育館裏の空き地で開かれたバーベキューには




新歓でも活躍した酎ハイ用のプールも用意され




僕たちは前のようにお酒を飲んでは騒いでいた




そんな中色んな子が僕に話しかけてくれた




皆がお酒を飲んでいるなかソフトドリンクを飲んでいる僕は目立ったようで



女の子と話すのにはいい作戦だったのかもしれないと思えた




そんなことを考えているとまた声を掛けられた




まさかのコバユだ




お前かよ




とか思いつつ僕はコバユの話に付き合った




イッシーは新歓には出たもの普段のサークルには来てなく




申し訳ないからということでバーベキューには来ていなかった








僕がコバユと二人で話をしていると



一人の女の子が僕を呼び出した




救世主




と僕は思った




そして僕はコバユとの無耗な話にケリをつけてその子についていった