僕は若干人間不審に陥っていた




全てがあの2人のせいだ




バスケサークルに行った時にもサークル員に何を思われてるか気が気でなかったし




コバユとイッシーは




噂は噂だ




とかさらさら他人事だった




そのおかげで僕は憂鬱な日々を送らざるを得なかったし




僕は落ちに落ちていた




周りを気にしなければならない日々に




僕は押し潰されそうだった




何でもないふりをしてみても




どうしてもきつかった




僕は助けが欲しかった















そう




そんな時だった










君が現れたのは









梅雨も明け切らんばかりの日










僕はやっと君に気付くことが出来た










ほんの少しだけど









そう









ほんの少しだけど














君は僕を助けてくれた