山崎さんの口からまさか、そんなキャラクターの名前が出るとは思わなかった。
聞いてたCSSメンバーは皆キョトンとしたが、
烏丸だけバカ笑いし出す…。

「なんやそれ!ウルトラマンやないかい!
真澄、相変わらずそうゆうの信じるんやなぁー!」

「なっ!?///ちょっと!こっちは真剣や!」

お腹を抱えてゲラゲラ笑う烏丸に突っ込まれて、山崎さんは顔を真っ赤にした。
可哀想になったので、青山が烏丸の頭を丸めた資料で叩いてその場を鎮める。

「元は近所の子供達の噂だったのよ。
"バルタン星人が敷地の周りを凄い速さで走ってる"ってね。ついに大人も見るようになって、噂は京都中に広まってん。」